お導き下さい!大窓王様[レックス]
2003/10/07 19:53
初めて参加させて頂きます。私は、ナレーターを目指す関西在住の31歳の女です。
今まで、フリーでラジオのリポーターをしておりましたが、今年の春ごろ、自分の声の可能性を探るべく、タレント事務所に所属しました。現在は、イベントMC等の仕事を中心に活動しておりますが、私の目指す所はナレーターであり、今の仕事ではナレーションスキルは上がるはずもなく、某所でレッスンを受けていますが、仕事が入ってレッスンにもほとんど参加できず・・・
これではいけない!と思い、自主トレに励んでおりますが、一人でやっているといきづまりを感じております。今の事務所には、ナレーションの仕事をしている人がいません。
(入ってから判明した事ですが)入って半年ですが、このままこの事務所に居ていいものかどうか・・・っといっても、ナレーションを武器に他の事務所へアプローチするのも、今の私の技術では難しそう・・・
でも、ナレーションの仕事を一生やっていきたい!という気持ちは強く、どうしたらいいのかすごく迷っています。
大窓王様にこんな事を相談するのはお門違いかも知れませんが、迷える子羊にアドバイスを頂きたく、お願い致します。
Re:年齢性別
2003/10/17 05:25
年齢については過去にも頻繁に出ている話題です。とっても悩む人が多いと言うことでしょうね。
芸能の社会では、20代中盤くらいまでの女性にはチャンスがたくさん与えられていると思います。声の世界でも声優やDJ、MCなどでは同じ傾向があります。基本的にみんな新人は好きですからね(^_^;)
逆に20代の男性は女性に比べるとチャンスは少ないと思います。レックスさんもMCやDJ業界でその経験をされたのではないでしょうか?きっと実力のあるMCやDJたちを若さで押しのけて仕事を取ったのではないかと思います。
若さによるボーナスはあります。歳をとったことによってデメリットがあるのではなく、ボーナスがなくなったのだと思います。同時に年齢によるメリットもありますよ。大きな仕事はある程度の年齢やキャリアのある人のところへ行きがちだと思います。
要は「若さを圧倒する実力や輝きを持っているかどうか」だと思います。
ナレーション界は若さによるメリットは少ないです。声がこなれてくるので年齢を重ねるメリットはあります。他の声関係の仕事と比較すると最も実力重視の傾向はあるとおもいます。
性別に関してもメリット、デメリットがあるのだとおもます。女性だから損をするといった云い方をする人がいますが、それはバランスを欠いているとおもいます。ですが一般の社会にもメディア業界にも女性に対する不理解や偏見のあるひとは同じようにいることとはおもいます。多くも少なくもないですよ。
けがや病気、出産や育児、子供の非行、親族の問題などさまざまな問題を乗り越え輝いている女性プレーヤーはたくさんいます。前向きな姿勢でいれば、困難が人を磨くのでしょうか。
ある女性ナレーターが病気で長期間、声が出にくくなったことがあります。その時、スタッフたち、とくにミキサーたちが技術を駆使して彼女を支えました。彼女はその現場でとても愛されていたのだと思います。彼女の人間性が多くの人を動かしたのでしょう。
女性に対する不理解や偏見を超えるためには人間性(魅力)を磨いていくことなんじゃないかと思います。
Re:お導きありがとうございます![レックス]
2003/10/15 15:51
丁寧なアドバイスありがとうございます。
もう一つ質問があります。
ナレーション業界では、年齢は重要視されるのでしょうか?
(以前にも書き込みましたが、私は31歳独身の女です)大阪のMCやDJ業界では、年齢を聞かれる事が多いです。
未婚か結婚しているかは、女性であれ、いつ何時でも動ける軽いフットワークがあれば、関係ないとは思うのですが、男性ナレーターと女性ナレーターでは、受け入れられる年齢というのは、違うのでしょうか?
私自身、年齢・性別に関係なく志も持って、未来の理想の自分に向かって突き進んでいますが、実際はどうなのかを知りたくて疑問をぶつけさせて頂きました。教えて下さい!!
Re:虎から子羊へ
2003/10/10 01:27
ナレーションの虎へようこそよくぞ、虎の前に子羊さんが出てきましたね(^o^)
名指しのご指名なので私の考えの範囲でお答えいたします。
ただし導くとか大それた話は勘弁して下さい(^_^;)
>イベントMC等の仕事を中心で、今の仕事ではナレーションスキルは上がるはずもなく
>某所でレッスンを受けていますが、仕事が入ってレッスンにもほとんど参加できず
>自主トレに励んでおりますが、一人でやっているといきづまりを感じて
>今の事務所には、ナレーションの仕事をしている人がいません。
>ナレーションを武器に他の事務所へアプローチするのも、今の私の技術では難しそう
以上は全て出来ない理由ですね。これを出来る理由に変えていくことだと思います。技術やスキルの向上がはかれるように、ナレーション中心に生活の変化を起こすことだと思います。たぶんあなたは、イベントMC等の仕事で生計を立てているのだとおもいますが、それを変えることです。
まず仕事よりレッスンを優先する。自主トレが一緒にできる友達を見つける。そして、技術が向上したならナレーターがいる事務所にアプローチする。関西でもナレーター事務所はあると聞いています。
今の事務所がタレント事務所ならTV、radioメディアとの接点があるのではと思います。マネージャーに相談してプロデューサーやディレクターを紹介してもらう、または教えてもらい、短いナレーションをやらせてもらえるようにアタックする。radioのレポーターだったなら自分が知っている人もいるはずですよね。
以前も触れましたが、MCや、結婚式の司会からナレーターになる人は少ないです。
それは能力の問題と云うより安定して生活できる仕事を手放せない人が多いからじゃないかと思っています。飛び込む力が弱いような気がします。
芸能の片隅にある職業ですから、もちろんリスクは大きいです。そして成功すればリターンも大きい仕事です。
自ら動く人には、あなたを助けてくれる力強い味方が自然と集まるでしょう。
だれかに、依存しようとする人には深い落とし穴が待っていると思います。
>ナレーションの仕事を一生やっていきたい!という気持ちは強く
この言葉こそが、全てを突破できるかもしれない重要な力です。その気持ちを、あなたは持っているのですよ(^o^)現場でお会いできる日を楽しみにしています。