声の特徴やかつぜつ [ホタル]
2010/07/03(Sat) 22:06
はじめまして。私は、現在ナレーションスクールに通って勉強をしています。
2年ほど通い家では、習った発声やかつぜつ練習を行っているのですが、どうしてもかつぜつの悪さを改善することができず、声に特徴がなく、声に厚みが出せません。
さらに、温かみのあるナレーションを読むと顕著にでてしまうのですが、「あなたの声は、温かさではなく、さびしく聞こえる」と指摘されてしまうのです。
クラスの人は、声に特徴などがあり、この原稿に合っているといわれることもあるのですが、私にはそういったものはありません。
事務所に上がるためには、現在の所属タレントにはない魅力的なものを持っている人。といわれました。はじめから声に特徴等がなく、かつぜつ等も悪い部分が改善しない自分は、ナレーターになるには向いていないのではないかと思えて、このまま続けていってもよいのかと悩んでいます。
しかし、どうしてもこの夢をあきらめきれません。
訓練方法や改善方法などがあれば、ぜひアドバイスをお願いします。
ナレーターの虎
というので、
『摩擦音、サ行をいうのに下の歯を上の前歯に近づけるように顎を前に出した方がいいですか?』という問いに
『歯を近づけるように顎を前に出す必要はない、
そうすると、口内が狭くなって(?)ノイズがきつくなる。顎は定位置でよい』というのを見たのを思い出します。
昔、上下前歯を当てないと摩擦音が
はっきりしないのかと、歯並びもきれいですが
当てて話すと、力む、つかれる、たどたどしい話し方になり、
いまでも、しんどかったので
歯があたると気になるほどです。
しかしある
YouTubeで、ノズル消すのは、
顎を前に少しだして、前歯でものを噛み砕くイメージで話すとよい。と
上げていて、
え??
と思い
ここでの昔の投稿を思いだしました。
昔の投稿、『摩擦音 サ行 顎 定位置 』の質問、回答が見たいのですが、ないのでしょうか?
ナレーターの虎
というので、
『摩擦音をいうのに下の歯を上の前歯に近づけるように顎を少し前にしたほうがいいのですか?』という質問があったのを覚えています。
『歯を近づけるように顎を前に出す必要はない、
そうすると、口内が狭くなって(?)ノイズがきつくなる。』というのを見たのを思い出します。
YouTubeでノズルの消し方に
『顎を少し前にして前歯で何かを噛み砕くようなイメージで、摩擦音いうときに顎を動かしたらノズルが消える』というのを見ました。。
かつて、顎を前にして上下の前歯をつけないと摩擦音がハッキリしないのかと、していたとき、力は入り、言いづらく、たどたどしい話し方になり、いまでは、歯があたるとしんどかったことが気になるのか、気になります。
なのでそのYouTubeはぞっとしました。
昔の投稿はのこっていないのでしょうか??
もう一度、
『摩擦音、サ行、顎、前にしなくていい』
という内容の質問、回答がみたいなとおもうのですが。。
Re^2: 舌の位置について [ホタル]
松田様丁寧に回答ありがとうございます☆
現在、教えていただいたように舌の先の位置を気にしながら練習を続けています。やはり舌が動いてしまう音もありますが、地道に努力を続けて改善をしていきたいと思います。p(^_^)q
Re: 舌の位置について
1)
舌の置き方ですが、ピンと伸ばしても大丈夫です。(実際には口の中でピンと伸びることはありませんが・・・イメージではピンと伸びる感じです)弓なりというのは、舌が下の前歯に、上からかぶさるような形で接触しないように、という意味で使いました。
2)
摩擦音の可能性としては、次の2つが考えられます。
A)いわゆる「すきっ歯」で、歯と歯の間に隙間が多い場合に摩擦音が出来やすくなります。今までは、その隙間を舌で覆っていて摩擦音が少なかったのかもしれません。
B)前歯を閉じて、無声音で「スーー」と続けて息を吐いてみて下さい。これがホタルさんの言う摩擦音だと思いますが、「す」を有声音で発音するときも、必ず最初に一瞬だけ無声音が入ってしまいます。これは「さ」行のどの文字でも一緒です。つまり、その最初の一瞬の無声音が長ければ長いほど、『摩擦音が多い』と感じてしまいます。
Aだった場合、今まで通り舌を使って塞ぐしかありませんが、まずは摩擦音を無視して、舌を正確な位置におけるようになってから、塞ぎ方を考えた方が良いかと思います。
Bの場合、一瞬の摩擦音を少なくするようにしてみて下さい。
自分で判断がつかない場合は、信頼できる方に聞くのが一番かと思います。ホタルさんの言う通り、単なるホタルさんの感覚的な問題かもしれません。
3)
「さ」行も「た」行も、舌の位置は同じ場所に置いて動かさないで下さい。
舌先に少し力を入れて、歯茎を押すようにすると、舌が動きにくくなると思います。
4)
顎の開きが少ないのかもしれません。一度、ペンや割り箸(の厚い方)を前歯で軽~く噛んで、そのまま「た」行を喋ってみて下さい。おそらく「か」行のような発音になりますが、このとき発音や滑舌は気にしないで下さい。このときに意識してほしいポイントは、奥歯の開き具合と、顎の奥の筋肉の使い方です。おそらく、顎の奥が痛くなるくらい、筋肉を使っているかと思います。そして、奥歯の上下の開き具合も、相当開いているのが感覚として分かるかと思います。その感覚が分かったら、ペンや割り箸を外して、同じくらい顎を開いて「た」行(その他、全ての文字)を発音してみて下さい。以前より発音がクリアになるかと思います。
舌の側面が横歯にあたるのは、問題ありません。
5)
力が入りすぎているのかな?と思います。なるべく力を抜いて、ゆっくりやってみて下さい。この「ゆっくり」というのがポイントです。早くやろうとすると出来るものも出来なくなってしまいますので・・・。
6)
クリアな発音が喋れれば、もう舌の位置は気にしなくて良いと思います(*^_^*)
練習しているうちに、どう喋ればクリアに聞こえるのか、ご自身で判断できるようになると思いますので・・・。
以上、分かりましたでしょうか?
もし、また分からない事がありましたら、お聞き下さい。今までとは舌の使い方が違うので発音しにくいかもしれませんが、充分慣れるまで我慢してやってみて下さい。慣れれば普通に発音できるようになりますよ(*^_^*)
舌の位置について [ホタル]
松田様、丁寧に説明していただき、ありがとうございます。
今回かつぜつに関して、詳しい舌位置を初めて教えていただいて、目からうろこというか、本当に感謝しています。
現在、アドバイスしてもらった舌の位置で練習をしています。
確かに、「い」行が、アドバイスをもらった方法で発声をすると、前に出るようになり、他の音も、舌の位置を下の歯前歯の歯茎のでっぱりに置くようにしていくと、音がクリアになっていっています☆
これから教えていただいた方法の練習を重ねて、これからの勉強の自身にもつなげていけたらと思っています。
同時に、この位置に置くと、自然と吐く息をコントロールしないとうまく音にならないので、前に出ていないといわれていた声を、自然と出せるようになってきた気がします。
今回教えていただいた方法の中で、詳しくお伺いしたい点があり、重ねていくつか質問をさせてください。
①舌の形は →つ こんな感じで、少し下に反るような形になっているのですが、これは正しいのでしょうか?
弓なりはいけないということは、まっすぐに、ぴんと伸ばしてはいけないということととってよかったですか?
②「さ」行は、今までより摩擦音が強くなり、自分では摩擦しすぎているかなというくらいになっています。
いままで、私が出していた音がクリアでなかったために、感覚としてギャップを感じているだけなのでしょうか?
③また、書いていただいていたのは、「ざ」行と「だ」行ですが、「さ」行や「た」行も、絶対に舌の先を動かさないようにしたらよいでしょうか?
現在は、とにかく、教えていただいた方法で練習をしており、「ら」行以外は、すべて、舌先を舌の歯茎の出っ張りに置く様に意識して行っています。
④ ③の位置で練習をしていくと、今までとは逆に、言いにくかったり、舌の位置がわからなくなったところがあります。
舌の先は下においたまなので、そこから1~2センチメートルくらい奥の下を上の壁に当てていて、その間の部分が上の前歯に当たってしまいます。
さらに、舌の側面が横の歯に当たることが多くなりました。練習の仕方に問題があるのでしょうか?特に、「た」「ち」「つ」などが言い難くなり、より上記のようになってしまっています。
練習を重ねていくとあたらないようになるのでしょうか?
また、舌の形作りがわるいのでしょうか?
⑤「ら」行は、上に舌先を置いて、ra riなどの a等の母音を出すとき、いつもの下の位置に置こうと動かすと、勢いがあるせいなのか、コツッというような、下のくぼみに舌があたって音が出てしまいます。 この音がでないような動かし方があるのでしょうか?
⑥今回教えていただいた下の先の位置は、舌位置を矯正するためということですが。この舌位置での練習が身に付いた後は、舌先の場所などをどう変えていったらよいのでしょうか?
質問の文章が長くなり、申し訳ありません。どうか、よろしくお願いします。
Re^3: 声の特徴やかつぜつ
書かれている内容を読む限り、舌の位置が適切な位置にないようです。
まずは、文章ではなく、一文字ずつ舌の位置を確認しながら発音することをオススメします。滑舌に問題を抱えている場合、文章で練習してもあまり意味がありません。
文字で説明するのは難しいのですが、理想的な舌の位置をざっくりと説明します。
「ら」「ざ」「だ」行以外の文字に関しては、舌が絶対に歯に当たらないようにして下さい。舌が弓なりになると、歯に接触しやすくなりますので、避けて下さい。
また、舌の先端は、下の歯の下側のでっぱっているような所に置いて、動かさないようにして下さい。これより歯側に置くと、歯に接触してしまいます。
おそらく、不得意な文字に関しては、発音するときに舌が歯に当たっていると思います。
「ら」行も、舌の先端は歯に接触しないようにしましょう。ただし、「ら」行は舌の位置は上あごの方になります。
「ざ」「だ」行は、舌の先端を下の歯にくっつけて動かさないで下さい。
以上が、発音するときの簡単な説明です。一文字ずつ、舌の位置を確認しながらゆっくりとやってみて下さい。うまく発音できるようになったら、文章で発音してみましょう。ただし、すぐにはうまくいかないと思うので、最初は文章でもゆっくりと読んだ方が良いです。あせらず、徐々にやってみて下さい。(正確に言うと、ここで提示した舌の位置は正しい場所というより、滑舌を矯正するためのポジションだと思って下さい)
「い」の音ですが、上記の滑舌とは原因がちょっと異なります。
一般的に「あ」行(あかさたなはまやらわ)は、イメージ的には、口の前の方(歯の辺り)で音になるので、音が高くなります。
「お」行(おこそとのほもよろお)や「う」行は口の奥の方(喉の近く)で音になるので、音が低くなり、少しこもり気味になります。
おそらく、ホタルさんの「い」行は、「お」行に近い、少し喉側で発音しているのではないでしょうか。
その場合は、「あ」と同じように「い」も発音できるように練習してみて下さい。音程を合わせても良いですし、音になる場所を合わせても良いです。とにかく、同じ音になれば良いのです。これが出来るようになれば、「に」のこもりは解決すると思います。
滑舌の訓練は非常に地味ですが、やれば確実に効果はありますので、ぜひ頑張ってみて下さい(*^_^*)
Re^2: 声の特徴やかつぜつ [ホタル]
松田様、返信ありがとうございます。
かつぜつですが、一音一音発声練習では出ても、続けて読んでいくと、サ行、タ行、ラ行などが、唇や舌がうまく動かず、舌が歯にあたったりもして、不明瞭になります。
特に、サ行は、同じように声をだしているつもりでも、録音したものを聞くと、不明瞭さがより出てしまいます。
また、「イ」行が出にくく、特に「ニ」の音が、どうしてもこもってしまい、音が前に出ないので、他の音に比べて聞き取りづらくなります。
このような状態です。どうか、よろしくお願いします。
Re: 声の特徴やかつぜつ
はじめまして。松田佑貴です。
滑舌が悪い、とは具体的にどんな症状なのでしょう?
特定の言葉が不明瞭なのか、文章を読んだときに聞き取り辛いのか・・・お聞かせいただけますでしょうか。